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マニュアル批判をする前に。 [自己啓発]

本の主題とは関係のない重箱の隅を突ついたようなケチをつけさせていただきます。
アマゾンのアソシエイトをやっているのだから,紹介する本を褒めて買ってもらえるようにしなくてはいけないのはわかっているんですが,非難する方が筆が進むんですよね。

『寝る前7分間の奇跡 これがラクラク脳力活性法だ!』
著者名/二見道夫
出版社名/PHP研究所
ISBN/4-569-64978-5
発行年月/2006年05月
価格/840円

『もう一つ端的な例を紹介しよう。 ある会社の夜間会議の夜食用にと、使いの者がハンバーガーを買いに行った。飲みものも合わせて十五個を注文したら、相手はなんといったとお思いか。 「店内でお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?」 いったいだれが十五人前も、店で食べるというのか。』 (同書54ページより引用)

はっきり言って驚いた。なぜ,「店内で温かいうちに一人で十五人前のハンバーガーとドリンクを飲食する人などいない」と決めつけられるのだろう?テレビで「大食い選手権」を観たことないのでしょうか?
それに代表で注文を取って残りの人は座席をとっているという事だって考えられます。
どうしてそれくらいの想像力が働かないのでしょう。

このエピソードはいくつかの本で紹介されていますね。たいていマニュアルの弊害として書かれている事が多いです。
こういう何も考えずにマニュアル批判をするというマニュアルでもあるんじゃないんでしょうか?

「この必然性のないと思われるマニュアルは実際どんな意図があって作られたのだろう?ほんとうに必要がないマニュアルなのだろうが?」というふうに『寝る前の7分間』で仕込みをしてほしかったですね。

寝る前7分間の奇跡―これがラクラク脳力活性法だ!

寝る前7分間の奇跡―これがラクラク脳力活性法だ!

  • 作者: 二見 道夫
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本


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怠け者のための本はどこに? [自己啓発]

この本には怠け者が思わず食指を動かすような内容が書いてある。

「文句を言う技術 相手も自分も得する人間関係をつくる!」
著者名/谷川須佐雄
出版社名/有楽出版社
ISBN/4-408-59260-9
発行年月/2006年03月
価格/1470円

著者は、本当に必要なのは論理的に問題を解決して,自分も相手もハッピーになれる『文句』を言うべきだと言う主張。最近の流行で『他人の話を聞く』だけで世の中のすべてがうまくいくと書いてある本が多いと憤慨していました。

・・・そんな本どこにあるのですか?

僕は自慢じゃありませんが、怠け者です。でも、本は一日に一冊は読んでいます。特に自己啓発関係は好きなので、その手の『他人の話を聞く技術』系の本もかなりたくさん読んでいます。
でも、話を聞くだけでOKと言ってくれている本には今までお目にかかったことがありません。

この手の本を読んでいると、話を熱心に聞いて質問をして、相手に考えさせる、もしくは一緒に考えながら問題を解決していきましょう、という内容がたいていどの本にも書いてあります。カウンセラー系でも、コーチング系でもだいたい内容は似たりよったりです。

でも、僕はこれを実行できていません。
生来の怠け者にはこれだけでも荷が重いのです。

他人の話を聞くだけじゃなくて、質問もしてそのうえ一緒に考えてあげなくちゃいけないなんて、とても無理です。さじを投げます。

お願いです。谷川先生。 ぜひ、その本を紹介してください。著書の中では書名を明らかにされていなかったので探しようがありません。
その本こそ僕たち怠け者が待ち望んでいた本です。だって他人の話を聞くだけでハッピーになれるなんて夢のようじゃないですか。

文句を言う技術―相手も自分も得する人間関係をつくる!

文句を言う技術―相手も自分も得する人間関係をつくる!

  • 作者: 谷川 須佐雄
  • 出版社/メーカー: 有楽出版社
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本


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読まないでください [WEB作成]

あなたが小心者で怠け者なら、決してこの本を読んではいけません。
ましてや、実践しようなどとは考えないでください。

ホームページのアクセス数を確実にアップさせる112のコツ
著者名/岡崎久美
出版社名/エムディエヌコーポレーション
ISBN/4-8443-5712-3
発行年月/2003年09月
価格/1800円+税

もう何年前になるでしょうか。僕が趣味でホームページを作ろうとした時にこの本に出会いました。

もちろん半信半疑だし、
「112個のコツなんてやってられないよ」
なんて思っていました。

「まあ、これくらいならやってもいいかな」
という技を2~3個試しに導入してみました。

最初のうちは全然効果はないなという状況でした。そのうちチラホラと見に来てくれる人が増えてきてある日を境にドーンッと何十倍もの数の人が来てくれました。

「これは凄いな。本物だな」
と、思いました。

しかし、僕は怠け者の上に小心者。たった数十人のアクセスにビビッてしまいました。
プレッシャーを感じながら更新を続けていくのにホトホト嫌気が差して今では開店休業状態(つまりほったらかし)。

「この本のコツをすべて(もしくは大半を)実践していたら、どれくらいの効果があったのだろうか?」
そう考えずにはいられませんが、僕にはそれを試す度胸はありません。

もう一度、書いておきます。

あなたが小心者で怠け者なら、この本に書かれていることを実践してはいけません。

余計な重荷を背負うだけです。

ホームページのアクセス数を確実にアップさせる112のコツ―誰も来ないホームページじゃつまらない!

ホームページのアクセス数を確実にアップさせる112のコツ―誰も来ないホームページじゃつまらない!

  • 作者: 岡崎 久美
  • 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 単行本


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タイトルに偽りあり [文芸]

「タイトルのつけ方が間違ってるよ?」
途中まで読み進んだときの僕の感想です。

「うちのネコが訴えられました!?-実録ネコ裁判」
著者/山田タロウ
出版社/角川書店
ISBN/4-04-883952-7
発行年月/2006年05月
価格/1365円

ネコが訴えられたと言うタイトルから考えるに、
「飼いネコが外へ出て悪さをしたから、飼い主に責任をとれと言ってきたんだな。それがこじれて裁判にまで発展してしまったのかな?」
なんて考えていました。

ところが、いきなり訴状が家(正確には著者の家族が経営しているお店)に届いたところから始まっています。
何の話し合いもなく、いきなり訴訟を起こされていたんです。

・・・しかも、死人宛に。

原告(この本では川畑と言う名前)はロクに調べもしないで既に亡くなっている著者のお祖父さん宛に、訴状を送りつけたのです。

それだけでも凄いのですが、この川畑さん。色々なミスをこれでもかとばかりにやってくれています。他人事として言わせていただければ、良いキャラです。この人の行動を追うだけでも買いです、この本。

そのミスの最大のものが、被害を犯した(と思われる)ネコは、著者である山田さん一家の飼いネコではないのです。
「『うちのネコ』じゃないじゃん!」

『取り下げられたが、死んだ祖父を相手に訴えられ、
引っ込められたが、全く他所の子供の証拠写真を突きつけられ、
そして我が家のネコでない迷いネコの弁護をする(?)ために、ワタシは明日出廷する。』(同書54ページより引用)

・・・ご苦労さまです。

うちのネコが訴えられました!? -実録ネコ裁判-

うちのネコが訴えられました!? -実録ネコ裁判-

  • 作者: 山田 タロウ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/05/30
  • メディア: 単行本


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